そろそろ流行るであろう言葉”サラリーマン美容師”

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これを聞いても知らない方は全く意味不明ですよね。

でもここ最近ではこのサラリーマン美容師が急増しているんですよね。

ある程度は美容師を経験している中堅クラスやベテランクラスの方ではなく、全くもって未経験の若者にサラリーマン美容師が流行っています。

それは何かと言うと、

美容師を目指していく上で絶対に必要な条件ですが、ひと昔前だと

・有名サロン
・雑誌やヘアカタに載っている
・新入社員では倍率の高い有名店
・神戸コレクション出場
・芸能人御用達のサロン

などなど仕事面に対する事が重視されていましたが、

サラリーマン美容師は

・レッスンや残業なし
・完備週休二日制
・社会保険完備
・有給休暇あり
・ウィッグ、講習費半額サロン負担
・休日出勤なし

など美容師に対して向上心が燃えたぎっている感じではなく、守られていて自分の負担が極力少ないサロンを求める傾向にあります。

オーナーさんクラスの人にしてみると

はぁ?

って感じですが、時代の流れは怖いもので、こういった制度も導入していかなければ人材確保も難しくなってきます。

古風な考えではこの先は衰退しか得られません。

先輩が後輩に気を使う時代はもう到来しているので、このサラリーマン美容師の波が押し寄せるのも時間の問題ですね。

そしてこの状況を受け入れる事が出来ないと経営としては難しくなっていくのも現状です。

むしろ、美容師がそういった労働範囲内で働ける事は良い流れかもしれません。

美容師=長時間労働、低賃金

のイメージがありますが、サラリーマン美容師が当たり前になってしまえば、労働問題も改善されて業界全体が働きやすい環境になるのである意味期待値は高まりますね。

いっその事、日本全国の美容室が土日祝休んでしまったら逆に限られた営業時間で生産性が上がる気がしますね。

市役所や大手企業も土日祝休みで成り立っているのでシフトチェンジしてみて欲しいものです。

ほとんどの美容室は潰れると思いますが、、

今と昔の違い

《昔》
【良い所】
・技術力の向上
・給料は気にしない
・休みも返上します
・夢をひたすら追いかける
《今》
・自分なりの働き方を求める
・技術=対価でなく、時間=対価
・情報はどこでも得られやすい
・目の前の現実を見る

【悪い所】
《昔》
・自分たちの若い頃と比べる
・薄給ながら見栄を張る高価な買い物(借金滞納)
・時代の変化を受け入れない
《今》
・身の程知らずが多い
・美容業界を甘く見過ぎ
・人を綺麗にするより自分の事が最優先

とかなり難しい部分ではありますが、このギャップを埋めないことには経営としては成り立ちにくいですよね。

サラリーマン美容師実現する?

正直、早々には難しいかなと思いますね。

どこか資金力のあるサロンが全国に一斉展開をしてサラリーマン美容師スタイルの雇用形態で人材を四方八方から奪えば少しは変わる可能性もありますが、、、

少なからず今少しずつそういった形態で求人を打ち出しているサロンもあるので。

次の課題は給与のベースアップや賞与(ボーナス)が普通に支給されると更に変化が起きそうですね。

条件面を重視すると美容師としての真意を問われかねませんが、そろそろこういった問題と真剣に向き合っていかないといけない時代になったのかもしれませんね。

日本は勤勉と世界から言われているように、長く働く人が評価される社会。

しかしながらGDP(国内総生産)では先進国の中では最下位クラスです。

これをもっとも象徴するのが今の美容室ですね。

長時間労働で薄給。

美容業界自体がこの風習が当たり前になっているので変わらなければ今後もこのまま。

単価を馬鹿ほど下げて大量の客数をこなすようなクソみたいな経営は美容業界そのものの価値を下げて利益をかき消してしまっています。

1日に4人程の施術をして月に100万円稼ぐ人もいれば、
1日に20人こなして月に100万円稼ぐ人もいます。

理想のサラリーマン美容師は前者ですね。

話はだいぶ脱線しましたが、サラリーマン美容師をする上で身を粉にして働くより、ある程度は余裕を持って働けると気持ち的にもゆとりが持てますね。

どちらもサラリーマン美容師として働く事は可能ですが、条件面だけで釣られる事なく自分の最終はどうありたいかを考えて動いて下さいね。

自分のカット料金が1000円か5000円で生産性は5倍変わりますよ。