長年美容師をされてきて30代に差し掛かってくると今後の将来の事を見据えて転職を考える方も多くいらっしゃいます。
昨今、全国展開を急激に広めてきていて、業績も右肩あがりの1000円カットのような格安サロン。
美容業界における売上の大多数はこの格安サロンが占めているものになります。
その中でも今回は1000円カットの格安サロンにスポットを当てて紹介していきたいと思います。
良い意味で簡略化された時間

stevepb / Pixabay
一般的な美容師をされていると、朝レッスンや夜レッスンはもちろんのこと営業時間以外の就業時間が非常に長いものになります。
多い方ですと13時間はサロンにいるのもザラにあります。
一方、1000円カットの方は基本的にレッスンなし、営業前の掃除もサラッと終わらせれる感じで早番、遅番制度で就業時間も8時間ほどなので自分の時間を作りやすい環境ではあります。
個人売上の競争などがない

Mediamodifier / Pixabay
こちらも一般的な美容室だとランキング形式で美容師の売上が出されて、毎月数字を追っていかなければならない為、数字を追うのが苦手な方は月末が憂鬱になります。
1000円カットは個人売上などは一切なく指名制度もないので来られた方を淡々とこなしていく形になるので売上競争が苦手な方は良い環境でしょう。
給料、待遇、福利厚生の良さ

Mediamodifier / Pixabay
美容室の経営形態によって変わりますが、
個人でサロンを経営されている場合は給料もあまり良くなく、待遇や福利厚生は皆無と言って良いでしょう。
会社組織の大きいサロンになってくると社会保険や福利厚生もある程度完備されていますが、給料はどうしても低い傾向にあります。
1000円カットは給料は基本的に25万〜
社会保険保険完備、賞与あり、福利厚生施設のご利用優待など一般的な会社なみに潤っています。
有給休暇も取得できたりと一般的な美容師時代では考えられない待遇なので最近ではこちらに転職される方が非常に多いです。
入客に困らない

eswamy / Pixabay
料金が安いのと出店場所が人の集まる場所に出してるのがほとんどな為、
1日を通して納得の出来る数はこなせると思います。
基本的にマンツーマンなので、かけもち等は一切ないので気持ち的には楽になるかもしれません。
むしろ、次から次へと来るので時間がたつのはかなり早いと思います。
まとめ
美容師もそれぞれ自分の目標をもって働くサロンを選んでいますが、
今までになかった美容師=激務という概念を打ち破った格安サロンの経営スタイル。
ブランディングされたサロンでお客様とも密に繋がり、オシャレな美容師でありたい方にはあまりオススメはできません。
格安サロンの雇用は今までに美容室になかった終身雇用が見えてきている為、今転職に悩んでいる方は検討しても良さそうですね。