自由で自分に合ったスタイルで働ける事が魅力の業務委託サロン。
組織や拘束時間に縛られる事なく、自分の腕1本で生計立てるフリーランサーですね。
辛い下積み時代を終えてようやく一息つけるようになって、新たに自分に合った働き方でスタートを切れるので店舗を構えてはいませんが、独立に等しい事です。
個人事業主なので立派な自営業者。
なので今までは労働基準法に守られて働いてきましたが、今後は一切無関係。
そこを逆手にとって業務委託サロンを経営する劣悪な経営者もいるのも事実です。
今回はそのようなサロンに勤めてしまっては元も子もないので、注意点をいくつか挙げさせて頂きますので参考にして下さい。
サロンは美容師に命令や指示が出来ない

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サロンと美容師は雇用関係ではなく委託関係ですので、髪の施術以外の業務に関しては指示や命令はできません。
しかしながら、今まで働いてきた環境で麻痺しているのと美容師が法律を詳しく知らないのを良い事に、
掃除、雑務、電話受付などをさせられる場合がありますが、基本的に契約書に書いてない事項ですし、仮に書いてあればそれらの業務も報酬として金銭が発生してきますので覚えておいて下さい。
あなたはサロンが集客したお客様施術して報酬を貰うと言う、至ってシンプルな業務をこなすだけOK!!
労働時間は自由です
こちらは予約の兼ね合いがありますので基本的には事前に入れる日をサロン側に申告して出勤日を決めます。
ここで注意してほしいのが、“来週は週1日だけしか出勤しない”からと言ってサロン側に文句を言われる筋合いは全くナシ!
基本的には次の予約まで時間があったらショッピングや風呂屋に行ってサッパリして帰ってきても何の問題もありません。
なんなら長期休暇をとってヨーロッパ旅行なんかもガンガンいきましょう!笑
“最低これだけ出勤しないと新規もフリー入客させないぞ!”などと意味不明な事を言うサロンはその日で契約解消しましょう。←馬鹿オーナーです
この業界は世間知らずのバカ経営者がゴロゴロいます。
美容師が業務委託の法律を詳しく知らない人が多いのを逆手に取って都合の良いように利用しようとして来ますが、この記事を読んで頂いた方は今後対策が練れると思います。
サロンによっては最低保証給25万円と求人広告を打ち出している所もありますが、薄給の美容師からすると自由に働けて貰えるなんて喉から手が出るほど欲しいですよね。
世の中そんな旨い話は転がっていません。
月25日出勤、フル出勤(12時間前後)の条件の元、働いて25万円が手に入ります。
業務委託は個人事業主ですので労働基準法適用外という関係性を上手く利用した新手のやり方ですね。
これは完全に自由ではなく遠回しに拘束。
時給に換算すると833円です。
もちろん最低賃金も個人事業主は関係ありません。
各都道府県によって最低時給は異なりますが、2016年2月時点で東京は907円、大阪は858円です。
時給1200円のパチンコ屋だと36万円稼げますよ(笑)
フリーランスは短い時間で高額な報酬を得て自由な時間を作る事が課題だと個人的に思っていますので時間効率を要領良く考えていけば勝ちです。
全国展開の業務委託サロンA◯BEに気をつけろ
委託サロンでは1番の大手ではないでしょうか?
本当に業務委託として自由に働きたい方はヤメろとは言いませんが、個人的には……です。
自分の時間を作りながら稼げるサロンは他にいくらでもありますので、、、
✳︎私は元A◯BEで働いていた訳でも何でもありません。。
美容師上がりのオーナーは注意
基本詳しい法律など知りません。
もちろん中には詳しい方もおられます。
今までの美容業界の常識をそのまま持ってこられたのではコチラ側からすると溜まったもんではありません。
どちらかと言うと、美容業界以外の方が経営されている方が良いと思います。
まとめ
ざっくりとではありますが、委託サロンができ始めてから様々な色のサロンがあります。
・ほぼ正社員と変わらない扱い
・本当に自分の裁量で働ける
・ブラック業務委託サロン
などなど同じ形態でも今後の人生に大きく響いてきますので、慎重に選別して下さいね。
これから委託サロンを始める方は備品も自分で買い揃えないとダメなのですが、卸売やディーラーさんを通して買うより今はネットの方が安いのでそちらをオススメします。
もちろん経費として計上できてネットで領収書も出せるので貰い忘れとかはなくなりますよ。