
なんて言わへんで。
転職して幸せなってる人はいっぱいおる。

美容業界自体が1人あたりの勤続年数がとても短く、約3年〜5年が平均と言われております。
労働時間・給料・家族との時間・・・
美容師を始める前は覚悟をしていましたが、実際に直面すると転職を考えてしまいたくなるケースも往々にしてあります。
年齢が若くなるにつれて1か月〜半年以内に辞められる方も多く、1つの美容室で勤めるという点に関しては決して勤続年数が長い職業ではありません。
しかしながら、この業界は広いようで狭いです。
後ろ指を指される辞め方をしてしまうと今後の自分が不利な状況になりますので、社会人として筋の通った辞め方をしましょう。
まさかと言う所で繋がって自分の悪い噂をされるほど恥ずかしい事はありませんよね。
美容師というのはそもそも稼げない職業
“美容師=低賃金の重労働”
これは昔から言われてきていることで今に始まったことではありません。
自分の給料が安くても「まぁしょうがないか」で済ませている人が多いのも事実です。
みなさんご存知の通り美容師の平均年収は極めて低い数字となっております。
下記を参照下さい。
美容師の平均年収
美容師・理容師の年収平均年収:284万円※男性美容師の平均年収が307万円で女性美容師の平均年収が270万円でした。 一般企業に勤めているサラリーマンの平均年収が約400万円ほどなので、美容師の年収は決して恵まれているとは言えません。
引用:平均年収.jp-美容師・理容師の平均年収
男性美容師の平均年収は307万円
女性美容師の平均年収は270万円


一般社会人の平均年収
平均年収 | |
20代 | 346万円 |
30代 | 395万円 |
40代 | 477万円 |
50代 | 642万円 |

40代で20~30代のとき以上の売上伸ばせるか?
40代以降は経営にまわらへんと厳しい世界やな

美容師はお客様を施術して売上をあげた中から給与をいただく労働集約型の仕事です。
年齢を重ねるごとにパフォーマンスが下がってくることを考慮すると、雇われ美容師して働くのは少し限界が生じてくるかもしれません。
給料が低い状態だと独立資金も貯めることも難しいですよね。
副業で大きく稼ぐ
最近は個人で稼ぎやすい時代になってきているので副業で年間の収入を上げている人もたくさんおられます。
仕事の合間や、家に帰ってからの数時間で出来るカンタンな仕事がたくさんあります。
アルバイトはもちろん、その他の副業で美容師の収入を上回っている人も多いです。
・アフィリエイト
・クラウドソーシング
・覆面モニター
・美容モニター
・ポイントサイト
かんたんな副業についてはこちらの記事に詳しくまとめております。
【美容師でも出来る副業】空いた時間でしっかり稼げる仕事は?
完全に他業種へ転職
女性美容師であれば資格や経験を活かしてこのような事ができます。
・アイラッシュ(マツエク)
・ネイリスト
・ヘアメイク、着付け
・ブライダル
男性美容師は経験を活かす事ができても資格を活かす場所が非常に少ないのが現状です。
- 美容ディーラー
- インストラクター
- コンサルタント
しかしながら、全くの未経験の職種に行かれるかたのほうが圧倒的に多いです。
- 不動産
- 営業職
- 保険関係
周りの美容師を辞めた方で不動産に行かれた方は多いのではないでしょうか?
人と接する事を極められている美容師は営業職などでも実績をあげて成功されている方も多いのも事実です。
全くの未経験の職種に飛び込む不安などもかなりありますが、美容師として長く続けていく事と比べてみて美容師を続けることに不安がある場合は転職をオススメします。
かんたんにネットで転職の情報収集ができますので、オススメのところをピックアップさせていただきます。
・MIIDAS(ミイダス):かんたんな質問に答えて自分の市場価値を診断してくれます。その情報を元に自分にあった仕事も提示してくれるので非常に便利。
・10万件の企業口コミで失敗しない転職。キャリコネ:企業のクチコミや内情を知れるのでブラック企業を避けたい人にはピッタリ。10万件以上の口コミがあるので安心。

あなたの市場価値は”年収650万円”と出たー!
すぐ転職します!
まずは今の店を辞める流れも考えへんとな。


って伝えて辞めますよ。
笑いもんにされんぞ。
ちゃんとした流れを言うたるわ。

美容師を辞めたい理由は?
今回この記事に辿り着いた方は何かしら今の美容室や美容師を辞めたいと思っておられる方だと思います。
辞めたい理由を並べてみてみ。


・人間関係
・客層が違う
・入客チャンスなし
・デビューが遅い
・労働時間が長い
・休みがないor少ない
・尊敬できる人がいない
・給料が低い
・もっと稼ぎたい

などなど色々な項目が出てきますが、上記の項目に当てはまる事項が多ければ多いほど転職を視野に入れることをオススメします。
自分で環境を変えればと言われたりもしますが、時間の無駄です。
今の環境を変えることができれば最高ですが、大きく変えるとなると1人の力では難しいですよね。
他業種でも自分の力を存分に発揮して時間やお金にも余裕が出来る可能性のほうが高いかもしれません。
なかなか辞めれないor引き止めされる場合

自分の美容室を守る為にオーナーさんも次のスタッフが決まるまでは店にいてくれと引き止めてくるのは当然のことだと思います。
本当にあなたの事を店に残ってほしいと思ってくれている場合もあります。
そこで辞めれないからと言ってサロンを飛んだり、無断で辞めたりすると今後の自分にとってもよくないので控えましょう。
お世話になったオーナーさんであれば情があって少し続けると言う選択肢もありますが、1度辞めたいと思ってから続けるのは困難です。
次のスタッフが決まるまで残ると言うのだけは絶対やめましょう。
“一番大切なのは貴重な限られた自分の時間”
少々の嘘をついての退職はOK!
辞める時に1番困るのが退職理由ですよね。

なんて面と向かって言えないです…
ただ、バレると寒い嘘はやめとけな

「オーナーさんとの人間性が合わなくて辞めます」
なんてオーナーにストレートに言ってしまうと相手も傷つきますし、残りの時間を一緒に働くのも気まずいですよね…
「給料の良い所を見つけたので辞めまぁ〜す!」
これもあまり良い風に捉えられないので控えましょう…
お互いが気持ちよく終われる為には多少の嘘も必要です。
良い理由
・色んな美容室を見て自分を高めたい
・他にやりたい事が出来た
・手荒れが酷くて、、
悪い理由
・実家に帰る(帰ってない事がバレたらアウト)
・親が亡くなった(嘘の場合は人としてNG)
・サロンに対する文句
ほんの一部ですが嘘がバレた時に一生そのついた嘘を背負って後ろ指をさされるくらいならバレても大丈夫なくらいの嘘にとどめておきましょう。
アシスタントの辞めるタイミング
早く見切りをつけるか、スタイリストまで頑張るかの2択です。
全く自分のしたい仕事内容や客層と異なる場合は早く見切りをつけて損切りをした方が良いですね。
スタイリストデビュー直前で辞めてしまうと、また1からやり直しであったり、見直しが入るので遠回りになってしまいます。
辞めた理由がはっきりしていれば基本的に勤続年数が短いからといって不利になる事は少ないです。

スタイリストの辞めるタイミング
色々なケースがありますが、入客チャンスの少ない所は将来的に難しいでしょう。
アシスタントをしている時間が長い場合は転職や他のサロンに移ることを考えても良いかもしれません。
スタイリストも経験がなく、1年程だとJrスタイリスト扱いをされるのでアシスタントからやり直しになる店もあるので中途半端よりガッツリ経験を持って行く辞めていく方が無難です。
最近では業務委託のような働き方もありますので、経験値を積みたい方は良いかもしれませんよ。
こちらに関しては経験が浅くても採用ハードルは低い傾向です。
今すぐにお金をガッツリ稼ぎたい人は業務委託をオススメします。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
長く勤めたサロンほど辞めにくい気持ちもありつつ、幸先を考えると辞めていく選択を考えてしまう人も多いはずです。
美容師として1つのゴールは自分の顧客様だけで飯が食える状態です。
その為に必要な環境は人によって変わってきますが、デビューができない、お客様の入客できないとかだと正直難しいと思います。
ただ平凡に暮らして給料だけが貰えるのは嬉しいですが、ある程度の年齢になって美容室が閉店すると困るのはあなたです。
自分の腕一本で稼げる仕事なのに安定を求めているようでは他業種に転職される方が給料も上がりますし豊かな暮らしが待っていますよ。
今一度、理想としている美容師像を思い返して行動に移してみて下さいね。