

様々な職種の中でも際立って競争率が激しい美容室経営。
全国には約24万件があり、出店されては閉店すると言う現状が昔から絶えません。
1番の肝となってくるのが経営者ですよね。
経営者はすべての事を見ていかなければなりません。
- 技術
- 接客
- 売上管理
- ブランディング
その中でも今いる美容室はどのランクにいるのかをわかって頂きたい為に今回はバッサリといかせてもらいます。
いち個人の意見として聞いて頂けると何よりです。
もう辞める必要なし五「☆☆☆☆☆」
サロン規模の大小は基本的に関係ありません。
郊外の小さい美容室でもしっかりと経営をされている所はたくさんございます。
こちらに関しては全てが、しっかりと管理されております。
側から見ると厳しい美容室に見られがちですが、厳しいと感じる三流美容師はすぐに去っていきますので、残るべき人が残っていける世界です。
周りからも一流サロンと呼ばれるところです。
スタイリストデビューの段階では完全に仕上がっております。
自分の1つ上の先輩にもしっかり技術を教えて頂ける環境です。
サロンワークでの立ち振る舞いなど妥協なくしっかりと教育しておられます。
基本的には常にお客様で溢れかえっているのでアシスタントも経験がかなり積む事ができます。
1日に4人のカラーを塗る人と8人のカラーを塗る人では1年で2倍の経験値に差が出ますからね。
郊外でされている方も地域ならではのブランディングや、
何かに特化した技術を売り出しているので、お客様も比較的上品な方が多いですね。
都心部では月100万円近く貰っていますし、郊外でも月50万貰っている方もおられます。
こういったサロンで独立された方は施術料金も下げずに高単価でブランディングが築けている傾向にあります。
上記の項目を経営者だけでなく、スタッフ全員が把握をしていて各役割に沿って成り立っています。
一流経営者に関しては組織としての動きがしっかり統一されていますね。
チーム力も凄まじくパワーがあります
都心部の有名店だとそこでデビューした人は皆さんかなりの売上を上げられているのも事実です。
デビュー初月で指名売上300万円はバケモンです。
スタイリストデビューには時間がかかりますが、積み重ねている経験値が圧倒的に凄いのでデビューしてからでは1年もせずに周りの美容師との差を見せつけるでしょう。
それもしっかりとした教育環境で育っているからであり、生温い環境で育った人が叩き出せる数字ではありませんよね。
スタッフに夢を見させてあげて、実際に近い存在の先輩が叶えていく姿を見ているので自ずとモチベーションも上がります。
このようなサロンで働く方の個人発信のSNSは影響力もありますし、個人ブランディングもしっかりとなされていますね。
厳しい環境で競争が激しい世界や

特に問題なし!まだまだ物足りないヤツは上のサロンへ!「☆☆☆★★」
先程のサロンとの違いは何かと言うと、教育や労働環境においての項目の何個か抜けているサロン。
一流に上がっていく為に何かを犠牲にして余力が出来たら次にステップアップされていく感じですかね。
中にはしっかりブランディングされていて知名度もあるにも関わらず、オーナー丸儲けでスタッフが安い給料で頑張っているサロンもあります。
外から見ると良いサロンに見えますが、中に入って働くと思った以上に違和感を感じる事もある場合があります。
一流経営者も初めはここからのスタートなのでスタッフの方も共にのし上がって行ける環境ではありますね。

設定が少しあやふやではありますが、個人的に思う所はサロンとスタッフが共に育って大きくなっていきたい!と言う思いのあるサロンであれば問題ないです。
もちろんオーナーの思考によっては三流に下がる事もありますね。
ゴミサロン「★★★★★」今すぐ辞めちまえ〜!
明日退職届を出しにいけ〜!
こちらは至ってシンプルな感じ。
値段を下げて業界委託で技術の出来るスタッフ集めて経営も丸投げ
以上です。

美容師でそこそこの人をトップに立たせておけば店は回るので、こういった丸投げ経営をやりだす所も少なくありません。
- 安さで集客
- 完全歩合なので人件費率は固定
- 仕組みさえ作ればガッポガッポ
美容師経験のあるオーナーさんであれば現場に立たれていたり、管理もされているサロンもあります。
素人・業界未経験のオーナーの場合はよっぽど現場の美容師が機転の利く人でない限り難しいでしょう。
ここ最近では業務委託サロンでもブランディングやアシスタント教育に取り組まれているサロンもあります。
そういった所はこのカテゴリーではありませんね。
いざサロンが潰れるとなった時に業務委託とは言えど、スタッフの次の道も考えてあげれない所は終わっていると個人的に思いますね。
業界を知らない素人経営者は飛び込まないほうが良いよー!
時代の変化で有名サロンが低価格帯の値段に合わしてきたら、どうやって勝ちますか?
ここでの打開策を考えれないようであれば辞めましょう。
それ以上値段を下げる選択しか思い浮かばないようでしたら、利益率が悪いビジネスになるので他の業種にいきましょう。
1年くらいで店畳んでたな〜

まとめ
いかがでしたか?
私が言いたい事は
夢を持って美容師を目指して頑張ってレッスンや自己投資をして来た人の未来も考えずに己の金稼ぎでコマのように扱う姿勢が許せない
という事です。
目先のお金に眩んで飛びつく美容師にも少し問題があるとは思いますが、
学校を卒業してから自分の時間を削ってレッスンや勉強に必死に打ち込んで来たので、世間知らずで未熟な部分が多いのは当たり前です。
そこに付け込んで労働基準法のない業務委託で契約をして使い捨てにしてしまうのは美容業界も舐められたもんですよ。
集客のないサロンに勤めていると入客チャンスがなかったり、給料が安かったりもします。
自分のビジョンがしっかりしていて独立する為の資金貯めだけの目的で行かれるのであれば踏み台にしても良いでしょう。
安かろう悪かろうとは消費者だけでなく与える側にも影響してきます。
今くらいならまだ良いですが、三流経営者の激化になると、美容師を志す若者も更に減って来るでしょう。
少しでもこういった事態を防ぎたい、三流経営者を減らしたいと共感して頂ける方は是非シェアを宜しくお願い致します。