
melancholiaphotography / Pixabay
今日お話しさせて頂くのはサロンの風土によって起こっている実態や行く末をご紹介して行きたいと思います。
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まえがき
売上や業績も良い、給与や待遇も良い。
しかしながらサロンの風土が良くないサロンは無数に存在しています。
利益が出ているので待遇や福利厚生も充実できて、力のある美容師が集まります
ここまでは良いのですが唯一サロンの風土が良くないのです。
給料や待遇よりも重要な風土を整えていないサロンが多く存在しています。
それが起こす今後の展開をお話しさせて頂きます。
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人間関係
・幹部や上司が自分の感覚と経験だけで物を言って来たり、罵倒してきたりする
・忙しい時に機嫌が悪くなる人がいて、下の人は手がつけられない。上の人は知らんぷり
・幹部や役職の人間を社長が教育する環境がないので全て感覚で動いている
・社長よりも現場のお局が絶対的な権力があるサロン
・会議で下の子も発言をしろと言われるが、そもそも言える空気感ではない。言っても罵倒される。しかも言った事に対して”じゃあ君お願いね”と自分がケツを拭く始末。
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就業規則・ルール
・破った者には罰則や罰金でしか統率がとれない
・テストは月に1回のみと言った個人の成長速度を考えないサロン
・悪い口コミが入ると入客禁止や還元率のダウンなどの罰則
・遅くまでレッスンしてる=偉いと言う古い風習
・スタイリストは休みの日に出てきてまで売上を上げるべきだ!と言う考え
・休みの日を丸々1日使って強制レッスン。振り替え休日なし
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経営方針
・お客様より売上→もちろん売上は必要ですが、明らかに数字ばかり追うサロンの事です。
・無理難題な施術時間を設定して顧客満足を考えずにバンバン予約を入れていく。
・とりあえず店販かトリートメントの比率が悪いとごちゃごちゃ言われる。
・電話対応からの教育すらしっかり出来ていない。
・クレームを改善するのではなく、担当者を圧迫して罵倒する。
・売上目標がどう考えても高すぎる設定。
・これだけ良い条件と給料を与えているのだから、やって当たり前と言う考え。
まとめ
こういったサロンはいくら外面が良く見えても入社してから不信感を抱く人は多いはずです。
早い人は数ヶ月で見切りをつけて次を探しますが、洗脳されやすい人や、気の弱い抱え込んでしまうタイプの人は長々と続けます。
特に新卒の頃に1社目で入ると、そのサロンが基準になってしまうので一般では当たり前ではない事が当たり前という風に洗脳されるので怖いものです。
いくら大手サロンに勤めていようが、風土の悪い所で育つと井の中の蛙状態ですよね。
右向け右で言うことを聞いていますが、何故右を向かないといけないのか意味は分かっていないはずです。
その当たり前でない当たり前が次の世代へと受け継がれていくので風土が良くなる事もありません。
時代の変化に伴って柔軟に対応していくサロンがこれからは必要になってきますよ。
もの凄い数の美容室がある上に見学や面接でも見抜くことの難しい所ですので多少の運も必要にはなってきますね。
人それぞれに適材適所がある様に美容師にも適材適所があります。
自分に合わないサロンを無理に続ける事は何の得にもなりません。
すぐに辞める奴は根性がない!とか言われますが、気にしたら負けです。←辞める理由にもよりますが、、、
店舗を拡大する為に好条件で大量の美容師を雇う。
入社したものの風土の悪いサロンはまともな人が辞めていって人材不足になる。
人材不足になると売上が上がらない。
売上が上がらないから事業を縮小。
と負のスパイラルが続きますね。
そういった所は潰れて風土の良いサロンが増える事を願うばかりです。