オシャレな空間でリラックスをして癒されて、
心地よいシャンプーで最高のひと時を味わう美容室。
ただ座っているだけて美しくなっていく姿に心躍らせる方も少なくないでしょう。
そんな中、美容師さんがお客様にされて嫌な事は何か!?
今回はそんなお客様の知らない裏事情をピックアップしていきたいと思います。


1.初回の来店で全ておまかせ

ある程度の好み伝えていただけると理想のスタイルに仕上がりますよ♪

これはなかなか美容師さんからしてハードルが高いと言いますか、
初めて出会った人の好みを全て察知するのは限界がございます!
何でも揃ってる料理屋さんに行ってメニューを見ずに「私の好きそうな物を持ってきて!」
と言っているようなものです。
せめて避けたい髪型や色味を伝えるだけでも美容師さんは提案はしやすくなると思います。
2.下を向いてスマホや雑誌
カットやパーマの際は顔が真っ直ぐ向いた状態でのパネルの引き出しが要になってきます。
下を向いた状態だといくらプロとはいえ、施術が少し困難になります。
カラーの場合は塗られた髪が顔につくリスクが高くなりますのでお客様の為にも前を向いておくのがベターです。
雑誌やスマホを見る際も顔をグッと下げずに手を上げて高い位置で見ると顔も下がらないので良いでしょう。
3.こっくりしながら寝る
これは、大抵の美容師さんは経験済みで慣れている方がほとんどです(笑)
疲れていてゆっくり休んで欲しいが為に眠りについている場面を起こす事はほとんどないのですが、
少なくとも施術中は進行の妨げになります。
アイロンを使う技術などの時は火傷にもなりかねないので起きておきましょう。

4.黒染め後のハイトーンカラー

この言葉に美容師さんは何度も背筋が凍るような思いをされています。
まずこの状態の方でハイトーンのカラーは1回で理想の色に近づく事はないと思って臨みましょう。
少し明るいブラウンや栗色などは可能な範囲ですが、外国人風のホワイト系などは1度のブリーチでは100%不可能に近いと思っておきましょう。
更に、セルフカラーで自分でした場合は更にハードルが高いです。
半年前にしたから大丈夫と思っている方もいますが、ガッツリ色素は残っています。
長期的に計画を立ててじっくりと明るくしていく事でムラは少なく、より良い仕上がりになります。
5.前行ってた美容室では出来た

前述の黒染めもそうですが、以前は思った通りに明るくなった等、以前と今では髪の状態は同じ事はまずありません。
もちろん使っている薬剤の詳細もわかりませんし、どんなプロセスで進めたのかもわかりません。
プロはカウンセリングした上で予測を立てて提案してくれているので素直に受け止めるのがベターです。
素人の意見とプロの意見が混同して良い仕上がりになる事は極めて低いです。
前に行った美容室で出来た場合はリピートしましょう。
6.ブリーチ毛・縮毛矯正の毛髪にパーマ
ブリーチと縮毛矯正は施術メニューにおいて髪に負担がかかるツートップです。
パーマのダメージに耐えきれなくなった髪の行く末は綺麗なカールが待っている可能性はほぼ皆無でしょう。
最悪の場合とうもろこしのヒゲのような
ひょろひょろな髪になってしまう恐れがあります。
詳しくどんな状態になってしまうか知りたい方は
「ハレーション 髪の毛」と検索してみましょう。
7.大幅な遅刻
美容師さんは1日通して忙しい所だと10分がその後の段取りを全て狂わす事もあります。
30分遅れる事を連絡を前もって入れれば段取りを修正しますが、
連絡なしに30分遅れの時に来られた際は段取りは崩れ、他のお客様にも負担がかかり大変です。
他のお客様にも迷惑をかけるという事を頭に入れておきましょう。
厳しい美容室だと10分遅れでキャンセル扱いになってしまう所もあるので、時間に余裕を持って行きましょう。
8.無断キャンセル
これは言うまでもありませんね。
・急遽用事や仕事が入った(このパターンは事前に連絡をいれていただける方が多いです。)
・寝てて起きたら予約の時間が大幅に過ぎていた。
・前もって予約を入れていたが、忘れていた
・行くのがダルくなった
こういった事でお店に迷惑をかけることは極めて迷惑ですのでやめましょう。
ちゃんと後にでも連絡は入れておくのが良いでしょう。
意外と美容室のスタッフの方は無断キャンセルの人は覚えていますよ
9.美容師の問いかけにフル無視
完全にフル無視する方はなかなかいないですが、
問いかけに聞いてるか聞いてないかわからないような無視をされる方はおられるようです。
もうカウンセリングの時点で話しかけるなオーラを纏って美容師さんに威圧感を与えている方は損していますよ。
「早く終わらしてしまえ!」ってなってしまいます、、
美容室ではあまり話さずゆっくりしたい気持ちもわかりますが、少しくらいはコミュニケーションをとる事も大切です。
何回も行っている美容室で美容師さんとも関係性が出来ている場合はさほど問題ありませんが、初めて行く所でそれをすると美容師さんも人間なので敬遠します。
10.タダで切ってくれ
これは美容師の友人間で起こりうる事なのですが、それでその友人と今後の付き合いを考えていく美容師も多いです。
確かにカットをしてもらうのは実質お金はなくてもハサミのみなので可能です。
しかしながら、カットが出来るまでに費やした時間、ウィッグ代、数多くのカットモデルを経て多額のお金や時間を投資して手に入れた技術です。
それを意図も簡単にタダで切ってくれと言うのは自分の事しか考えてない頑張ってきた背景の読めない残念な人だと思います。
同じように手に職を持つ他業種の人などは残念な人から言われた同じ経験があるのでそんな事は絶対に言わないでしょう。
仮にタダで切ってもらったとしたらお金ではなくとも何か別の形で返してあげると言う心意気のある方でしょう。
以上!美容師がされると嫌な事10選でした!!
美を追求していく中で必要不可欠な美容師さん
お客様も美容師さんも気持ちよくお互いが出会えて良かったと思える関係性、、、、
たとえお金は払っているとはいえ相手も感情を持った人間です。
利害関係のみで一生のお付き合いをしていくのは不可能に近いのでお客様はお客様なりの最低限のモラルを持っていきましょう。
長くなりましたが読んで頂き、ありがとうございました。
※この記事は著者の一個人としての意見ですので参考程度にお引き受け下さい。